令和6年度の新型コロナワクチン接種について
○令和6年度秋冬に定期接種が開始となります。
[接種の目的]・令和6年度以降の新型コロナワクチン接種は個人の重症化予防が目的です。
[接種対象者]・65歳以上の方
・60〜64歳で対象となる方
※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
※定期接種対象者以外の方は「任意接種」として接種をうけることができます。接種費用は全額自己負担となります。
[接種費用] 原則有料
[ワクチンの種類]・接種に使用するワクチンは、流行の主流株を踏まえ、ウイルス株を選択し、安全性や開発状況等を踏まえ、検討を行います。
※定期接種の詳細につきましては、決まり次第ホームページ等にてお知らせいたします。
○令和6年4月1日〜同年秋冬の定期接種開始前
ご希望の方は、任意接種として、自費で接種していただくことになります。
新型コロナワクチン接種後の健康被害救済制度について
予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり、障がいが残ったり)が起こることがあります。
極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、接種に係る過失の有無に関わらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を救済する制度が設けられています。
新型コロナワクチンの副反応について
新型コロナワクチン接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
具体的には、注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、悪寒、下痢等の症状です。
こうした症状の大部分は接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。具体的にはじんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合を「アナフィラキシーショック」と呼び、発症した時には、すぐに対応が可能なよう、ワクチン接種会場や医療機関で適切な医療体制を整備しています。
その他、ごく稀ではあるものの、Mrnaワクチン接種後にギランバレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、早くに医療機関を受診してください。